レトロエクスプレス3号に参加しました

2015年7月26日 大田区産業プラザPiOで開催されたレトロエクスプレス3号に参加しました。

ZOB.club の展示ブース 会場の様子

ZOB.club では MZ-2000 フルスペック・バージョンと、初代 PC-9801 を展示しました。

MZ-2000 フルスペック・バージョン

あらゆるオプションを詰め込んだ、完全動作可能な MZ-2000 です。純正内蔵グリーンディスプレイや電磁カセットデッキが正常動作するのはもちろん、ファンクション・キー直上のラベルもすべて揃っています。
さらに以下のオプションを増設しています。

  • グラフィックスメモリ+増設グラフィックRAM
  • 拡張I/Oポート+拡張電源
  • クイックディスク
  • 16ビットボード(i8088 カード)+漢字ROM
  • シャープ純正クイックディスク BASIC

ZOB.club では往年の名ゲーム「地底最大の作戦」を MZ-80K/C より移植し、デモンストレーションを行いました。プレイヤー・キャラクターに相当する文字コードが無いため、そこだけグラフィックを使うという荒業を使用した代物です。
ただ当日は電磁カセットデッキの調子が悪く(電源? 気温? 湿度?)ほとんどのテープを読み込めない状態だったため、デモンストレーションはクイックディスクでのみ行いました。
御開帳された MZ-2000 に群がる皆様
御開帳された MZ-2000 に群がる皆様

初代 PC-9801

完全動作可能な初代 PC-9801 です。RAM を 512KB 増設し、トータルで 640KB の容量があります。
後続の PC-9801 シリーズと比べて、グラフィック画面が1面しかない等の制約があるものの、意外なほど多数のゲームが正常動作します。

  • N88 BASIC ROM(本体に標準で付属)
  • 拡張RAM 256KB ×2
  • 8インチ・フロッピーディスク
  • 3.5インチ・フロッピーディスク
  • NEC 製ディスプレイ

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各種ゲームのほか、純正 Rogue のデモンストレーションを行いました。

Maker Faire Tokyo 2015

2015 8/1,2東京ビッグサイトで開催されたMaker Faire Tokyo 2015(mft2015)に参加しました。
場所は A-04-04とエレクトロ・エリアの端の方ですが、周り素晴らしいMakerの展示もあり、
多くの方に見て聞いていただきました。大変ありがとうございました。

mft2015_1
展示内容は、初めての参加だというのに欲張りに2つののMaker’s ITEMを発表しました。
寄木細工によるRaspberry Piケース                                  i4004による電卓(未完成)

raspi_14004_1

 

今回、お寄せいただいた貴重なご意見を参考にして

近日皆さまに提供できるようプロジェクトを進めます。

このページで情報をお伝えする予定です。

 

ラズベリー パイ 寄木細工ケース

Raspberry Pi 2 のケースを、箱根・小田原の伝統技巧の寄木細工で創りました。
寄木細工は、一般的には薄く削って貼布しますが、このケースは無垢な状態で作成してあり、裏側も同じ模様になっています。raspi_2

  • Raspberry Piのサイズに合わせたキッチリサイズにしてあります。
  • そのため裏側からセットできるように工夫を施しています。
  • 上側のカバーはスライド式ですが、寄木細工の技巧により留め具なしで閉まります。
  • Raspberry PiのLEDの点灯が分かるよう、その部分を透明な材料にしてあります。
  • 強度を保つために、中にアクリル板で補強してあります。
  • 表面のラズベリーのマークとサイドの隙間を大きめにすることで熱が逃げるようにしてあります。