電卓用CPUを24個の汎用ロジックICで作る

EX4-2024は24個の標準ロジックICで作った電卓用4bit CPUです。最小限度のICで電卓用CPUを実現することを目的に開発しました。

今回はそれを用いて7桁の整数電卓を実現しましたので、Youtubeに動画を掲載します。 0~±9999999までの範囲で四則演算ができます。

CPUはMAINユニットとADDRESSユニットで構成され、合計24個のICを使用しています。 (デバッグ用の7セグメントLED用ICを含めると25個です。)

I/Oユニットは周辺回路に分類され、CPUとは区別されます。今回の電卓用I/Oユニットは15個のICを使用しています。

CLOCKユニットも周辺回路に分類され、1kHzの主クロックを含む3種類のクロックを供給します。リセット回路も含みます。

ITむかしばなし:ソフトウェア編

ITむかしばなしハードウェア編の続編です。

技術書典 15 で頒布します。


16 Pascal
17 BASIC
18 マシン語
19 x86アセンブラ
20 パソコン上の日本語ワープロ
21 パソコン上の表計算ソフト
22 シリアル通信
23 磁気ディスクメディア
24 ハードディスクの容量
25 OS9とFM11
26 拡張メモリ
27 仮想86モード
28 初期のWindows
29 プログラムコンテスト
30 リレー式計算機

ITむかしばなしハードウェア編頒布

技術書典14(オフライン5/12 11:00~ 池袋サンシャイン)で「ITむかしばなし ハードウェア編」を頒布します。

マイコンを中心とするコンピュータ業界の歴史や懐かしいエピソードを集めた一冊です。
私たちの現代社会は、デジタル技術が急速に発展し、私たちの生活に密着しています。しかし、このような便利な世界ができるまでには、数々の試行錯誤や革新的なアイデアが存在しました。その中心にあったのが、マイコン・ハードウェアの進化でした。そこで、マイコンの誕生から現代までの技術革新の変遷を辿り、名だたるパソコンの成り立ちなど、懐かしい話題もたくさん取り上げています。これを通じて、経験豊かな方々には懐かしさを感じていただき、若い世代の方々には新しい発見や興味を持っていただけることを願っています。本誌は、技術評論社が発行するITエンジニアのための総合誌「Software Design」に掲載されている「ITむかしばなし」の連載記事を基に、1980年から2000年までのマイコン・ハードウェアに焦点を当てた内容を選んでまとめたものです。
「ITむかしばなし」の連載は、2011年5月から北山貴広氏によって執筆が始まり、2015年8月から筆者が引き継ぐ形で2017年12月まで続きました。連載記事は2ページと限られたものでしたが、実際に執筆した内容は3ページ以上に及び、図も多く描かれていました。そこで、この同人誌では2015年8月以降の原稿を大幅に修正・加筆し、より充実した内容でまとめています。