第4回金時山オフ PART3
13時ジャスト、Hayami、neopara、k.oshima、vc.tadaが出発した。その2分後、 ezumi、さらに8分後、こんちゃん、おのっち、exitがスタートしたのだ。
(1998.04.18〜04.19)
ここで、先頭集団のvc.tadaが足の痛みで離脱すると、先頭の3人はデットヒート を繰り広げるのであった。
neopara曰く
「自分の限界に挑戦しました。勝負ですから。」 と。
まず口火を切ったのがここで先頭を登っていたk.oshimaだった。茶屋と山頂の間 に一個所分岐があるのだが、彼はここで休もうとせず、一気に他を引き離そうと したのだ。よほど、前回のexitとという足かせが取れたのが嬉しかったのか、彼 はズンズンと登り続けていった。
彼らより下を歩いているものには、上から「休まないのかょ〜。」などという声 が聞こえてくる。Hayamiとneoparaからk.oshimaへのブーイングである。
しかし、休まなかったつけはすぐにやってきった。あっさりとペースが落ち、 Hayami、neoparaと次々に抜かれていったのであった。
やはり昼を過ぎるとさすがに登るより下ってくる人間の方が多い。
しかも、この道は私の道だけんね的おばさん集団が束になって降りてきたときに はペースは乱されるは、余計なことは言ってくるはでろくなことがない。
そんな中で教育的指導をしながら登ってゆく一人の男がいた。Hayamiである。
団子のように転がり落ちるおばさんたちを言葉で制止しながら、自分のペースで 登っていった。
しかし、そんなおばさん達より強敵がこの山頂付近にはいたのだ。
その正体は、山頂の少し、いあやかなり手前にある案内板。
こんな人工物が山頂付近にあったら、人はもう数メートル歩けば山頂に着けると 思うだろう。
看板は無口なだけにたちが悪い。
ここからがなかなか着かなかったりするのだ。
そんな、苦しい中3人のデッドヒートはHayamiの勝 利ということで決着がついた。
うぐいす茶屋〜金時山トライアルの結果は以下の通りである。
Hayami 29'40 neopara 30'10 k.oshima 30'40 ezumi 35'00 vc.tada 43'00 exit 48'00 こんちゃん 50'00 おのっち 52'00 山頂に到着した人間から次々とビールを頼む。そして金時オババによる昨日やっ てきたテレビ中継の話と、辛すぎる(山頂ではちょうどいい)漬物を肴にしながら、 ビールを喉の奥に流し込むのだ。
うまい。
喉を落ち、胃の中に広がるビールが実にうまいのである。
そしてここで出されるサッポロ一番醤油ラーメンが、山菜がのり、煮込みすぎて いて、これまた下では食べられないほど絶品であったりする。
ビールと漬物とラーメンに満足すると、我々は帰路についた。
そして、我々、登山でドカドカビール隊の面々は、この達成感とビールに引きず られて来年もまたここにやってきてしまうのである。