第1回金時山オフ PART2
(1994.05.14〜05.15)明神ヶ岳〜金時山
明神ヶ岳で体力を回復させた後、怪しげな一行は金時山を目指します。この行 程は、ひたすら登ってゆく、明神ヶ岳のまでの道のりとは違い、かなりのアップ ダウンはありますが、すばらしい眺めを見ながら歩いていくことができます。し かしすれ違う人は少ない。前後を歩いているのも我々以外はいない。
そう、普通の人は明神ヶ岳まで来たら、金時山へ行くのではなく、明星ヶ岳に 向かうのでした。
最後の金時山頂上までの上りはかなり急で、岩がごつごつとして、足を上げる ものつらくなってきますが、山頂でのビールを想像し、懸命に登りましょう。
金時山の頂上に着くと2軒の茶屋と猪鼻神社がある。そして40年前には金時娘 と呼ばれていた方の作ってくれるラーメンは最高だ、当然ビールもうまい。広場 からの眺めはさすがに箱根外輪山最高峰だけあって、明神ヶ岳からの眺めとは一 味違う、富士山も額の中におさめておきたいほど美しくみえる。
記念撮影のときは、茶屋から金太郎の前掛と斧を借りることができる、これを つけて写真を撮れば熊にも勝てるような気がしてくる(本当か?)。
金時山〜金時神社
ここからは下りになる。さすがに上りと違い下りは早い、ぐんぐん降りてゆく ことができる、宿の温泉を目指して。この辺は疲れていてあまり景色を眺める余 裕がなかったような気がする。転ぶんじゃないかとやけに足元を気にしたりして。
そして、かなり下ったところに割れた岩がありしめ縄がはられていた。それを 横目で見ながら通り過ぎ、さらに下ると緩い階段があり、鳥居も見えてくる。し かし、金時神社の境内に近づかず、そのまましたの方にあるバスの停留所を目指 す。
ここで疲れを癒すこと数十分、迎えに来てくれたOGUの顔が仏様に見えた。
最後にとかげ先生の教訓を引用してみましょう。
- どっかで足慣らしをしといた方がいい。
- まともな靴は、必ず役に立つ。
- 水筒は必須。
- 猿は放っといて、自分のペースで登る。
- へばりそうになったら、山頂で飲むビールを想像する。
- 一週間くらい前からビールを絶つと、より一層効果的。
- 夜はとっとと寝る。
- 山登りにはグミ(笑)