この世のCPUを食べ尽くすのだ! 第1章 第6節

~あんたCPUなんか創ってどうするのよ?! Vol.3~

2018/10/8
技術書典5 け39

第1章 第6節 結局TD4EX3ではどうするのか

話を元に戻しましょう。

今回作成するTD4EX3ではハーバード・アーキテクチャを採用し、ROMとRAMは別々の場所に接続します。なぜならTD4には最初からRAMを接続するのに都合の良い場所が用意されているからです。

I/OポートをRAMとの接続に流用します。

超手抜きの方法ですが、これならば限りなく無改造に近い状態でRAMを接続できます。もちろん全くの無改造という訳には行きませんが、命令デコーダーをはじめとする大部分の回路はそのまま使えます。

そしてアドレス空間はROMとRAMとで別々とし、プログラムからROMへアクセスする機能もサポートしません。また、I/OポートはメモリマップドI/Oとします。

図10 TD4EX3の構成
図10 TD4EX3の構成