おまけ TD4EX3の命令コード表

TD4EX3の命令コードはTD4とほとんど同じであるため「この世のCPUを食べ尽くすのだ!」の本文中には書かなかったのですが、いくらなんでも不親切すぎると考え直し、チラシとして配布しました。

その表を掲載します。

表5 TD4EX3の命令コード

命令			1バイト目		2バイト目	説明
			bit 7～4	bit 3～0
ADD	A,	Im	0000	Im		Aレジスタの内容に命令中で指定された定数（Im）を加算
MOV	A,	B	0001	0000		AレジスタにBレジスタの内容を転送
IN	A,	[Adr]	0010	Adr		RAMのAdr番地からデータを取り込み、Aレジスタに格納
MOV	A,	Im	0011	Im		Aレジスタに命令中で指定された定数（Im）を格納
MOV	B,	A	0100	0000		BレジスタにAレジスタの内容を転送
ADD	B,	Im	0101	Im		Bレジスタの内容に命令中で指定された定数（Im）を加算
IN	B,	[Adr]	0110	Adr		RAMのAdr番地からデータを取り込み、Bレジスタに格納
MOV	B,	Im	0111	Im		Bレジスタに命令中で指定された定数（Im）を格納
OUT	B,	[Adr]	1001	Adr		Bレジスタの内容をRAMのAdr番地に出力
JNC	Im		1110	Im	Im	キャリー（C）がゼロならば指定アドレス（Im）にジャンプ
JMP	Im		1111	Im	Im	指定アドレス（Im）にジャンプ

 

TD4との違いは、IN命令とOUT命令のオペランドとしてRAMのアドレスを指定できる点です。