第2章 第3節 第3項 RAMへの書き込み

図15 RAM への書き込み (CS 制御モード)

HM6148の場合、書き込みも2種類のモードがあります。データシートではCS制御モードとWE制御モードと呼んでいます。

いずれの場合も初期状態ではCS端子もWE端子も1にしておき、先にアドレスバスに書き込みを行いたいアドレスを指定してからCS端子とWE端子を0にします。この時、先にCS端子を0にする場合をWE制御モード、先にWE端子を0にする場合をCS制御モードと呼びます。同時の場合はCS制御モードに含めます。

次にデータバスに書き込むデータを与え、最低20ns待ち、CS端子とWE端子を1に戻します。

データの書き込みは、最後のCS端子とWE端子のどちらかが1になったタイミングで行われます。CS端子とWE端子のどちらが先に1になっても構いません。最終的に両方の端子が1になった段階で書き込み作業は終了です。