ええっ⁈ CPU創ったの⁈ すっごーい!
~あんたCPUなんか創ってどうするのよ?! Vol.2~
2017/8/11
コミックマーケット C92 1日目 東7そ11b
第0章 そもそもCPUって何だっけ?
いきなりですが皆さん、CPUとは何でしょうか?
この本を手にするような方ならCPUがコンピューターの心臓部だと言う事はご存知でしょう。情報処理について勉強された方なら「中央演算処理装置」と答えるかもしれませんし、秋葉原の常連の方ならCore i9 がどうのとかRyzenがどうのとかと蘊蓄を述べるかもしれません。
もちろんそれらの答えは正しいのですが、ちょっと別の角度から見てほしいのです。
CPUは存在しているだけでは価値がありません。PCやスマートフォン等の電子機器に組み込み、電源を入れ、何らかのプログラムを動作させて初めて意味を持ちます。使って初めて価値が生じるのです。
それはつまり
「CPUは道具である」
という事を意味していると筆者は考えます。
目次
- 第0章 そもそもCPUって何だっけ?
- 第1章 TD4の何がいけないのか?
- 第2章 TD4を改造してアキュムレータ間加算を行う
- 第3章 終わりに……